夢への扉

その44 新理念キーワード3 「世の中の役にたつ」 編

今回で3回目となります新理念、3つめのキーワードは「世の中の役にたつ」です。
 
 新理念では、「人のつながりを大切にし、力いっぱいの努力で」の次にくる言葉となりますが、さて皆さん、「世の中の役にたつ」の「世の中」とは何だと思いますか?
 
「世の中」とは、一般には、皆さんの周りの社会全般のことをいっている言葉だと思いますが、辞書には、「人が関わり合って生きて暮らしていく場、社会の人間関係」と書かれています。すなわち、この理念の中で言っている「世の中」とは、皆さんの周りの家庭や職場といった場から、お客様や仕入れ先様といった関係、そして浜松という地域、ひいては日本、世界といったことになるのだと思います。
 
よって「世の中の役にたつ」とは、家族が喜ぶことをする、職場の仲間のために一生懸命働く、地域のために役立つことをする、といったことになるかと思います。
会社で例えて言えば・・・
・現場では、
 後工程へより良い品質のものをつくる。
・営業では、
 お客様が期待している以上のことに応えていく。
・技術では、
市場のお客様のために、どこにも負けないボールジョイントを設計する。  などなど
 
 仕事には一つひとつに目的があり、その目的は、「世の中の役にたつ」ということにつながっていくのだと思います。そして、仲間たちと仕事の目的を共有し、その目的に向かって力を合わせやり遂げていくこと、これが仕事であり、仕事の面白さだと思っています。
 
 最近読んだ本に、「この世に生まれてくる人は、その人それぞれの役割を必ず持っている」と書かれていました。この新理念を通じ、皆さんにも、あなたがソミックで働く役割とは何かを考えてもらえればと思っています。
「人は、自分のためではなく誰かのために働く時に最も力を発揮する」と私は信じています。
 
さて皆さん、質問です。
・あなたが毎日やっている仕事の目的とは何ですか?
・あなたは、誰のために、何のために仕事をしていますか?