夢への扉

その45 新理念 キーワード4「愛される会社となる」編

「新理念」紹介、4つ目のキーワードは「愛される会社となる」です。新理念では、これが最後の言葉となり、次の100年への鍵になる言葉だと思っています。
さて、ところで皆さん、「愛される会社となる」の「愛される」とはどんな意味だと思いますか?「愛」という言葉自体が、ピンとくる言葉ではないかもしれませんが、今回は自分が考える「愛」というものを「恋」と比べながら話をしてみたいと思います。
 
「恋」とは、相手を本気で好きになること。
「愛」とは、相手の嫌いなところまで好きになること。
 
人には必ず良いところも悪いところもあるが、「愛される」ためには、まずは全てをさらけ出すところから始まります。着飾らない、正直で隠し事をしないことが「愛される」ための第一歩だと思います。以前、あるお客さんから、「ソミックは朴訥な感じがして、何か憎めない会社だよな」と言われましたが、そんなことなのかもしれません。
 
「恋」とは自分中心、「・・・して欲しい」と思うこと。
「愛」とは相手中心、「・・・してあげたい」と思うこと。
 
この人のために、このお客様のために、と想い、行動することが「愛する」ということで、「愛する」ことから始まり、それが「愛される」につながっていくのだと思います。しかし、最上の愛とは「無償の愛」、見返りを求めないことこそが大切なのかもしれません。
 
「恋」とは、一時のもの。
「愛」とは、永遠のもの。
 
着飾ることなく相手のことを想い行動する、そのためには人のつながりを大切にして、相手のために力いっぱい努力することが「愛される」ということだと思います。その「愛」が永遠であるならば、「愛される」という言葉は、次の100年へのキーワードになる言葉だと思っています。
 
「愛」を使う言葉に「家族愛」がありますが、家族というものは、いろいろなことがあれども心の奥底でしっかりとつながっているのだと思います。ソミックの人たちが、そんな愛で結ばれた「愛される人」たちがたくさんいる会社になること、それが「愛される会社」だと思います。