夢への扉

その11「社長の一年」編

 今年の6月で社長になって1年となりました。そこで今月は、この1年を振り返り、「社長になって変わったこと」と題し、話をしてみたいと思います。
 
その1.人とのつながりの話
①社内のみんなと話す機会が増えた
 社長になり、自分をもっと知ってもらおうと、「夢を語る会」「夢講演会」や「ラウンドテーブル」などを行なってきました。自分にとって、みんなと話をする場は大変貴重な時間であり、みんなの思いを知ることから自分の仕事が始まるのだと思っています。そのためには、現場に出て、挨拶をし、話をすることからだと思います。みんなも自分を見かけたら是非、声を掛けてください!
  
 
②いろいろな人と出会う機会が増えた
 社外の人と出会う機会は、前にもまして増えました。いろいろな人と会いますが、中でもトップに立つ人は、みな厳しくありながらもその中に優しさも兼ね備えています。自分も、人のことをとやかく言う前に、自分自身を磨いていかねばと思っています。
 
その2.仕事の話
①自分の考えを持つ
 仕事を進めていくいろいろな場面で、社長としての意見を求められることが多くなりました。何を言うか、いつも考えていますが、自分の考えを持つということは、まず人の話を良く聞き、そのことを自分の眼、耳で確かめることから始まるのだと思います。やはり、何事も現場からです。
 
②決断をする、責任を持つ
 トップの大事な仕事に、さまざまな案件を決断し、全てのことに対し責任を持つということがあります。決断するためには、人の道義やその理屈を知り、自分で考え抜き、腹に落とすことが最も大切だと思います。また、責任を取るということは、厳しいことでもありますが、自分の責任として腹を括ることで、仕事にやりがいが生まれ、きっと働くことが楽しくなるものだと信じています。
 
その3.オン、オフの話
 社長になってからというもの、自分の時間が減っているのは事実です。そんな中、仕事のオンの時間とともに、仕事以外のオフの時間を大切にするようにもなりました。オン、オフの両方の時間が充実できるようにしたいと思います。
 
 振り返ってみるに、この1年でやってきたことは、いろいろな人に自分の夢を話すとともに、みんなの夢を聞き、少しずつですが、その夢に向かって踏み出しているのだと思います。これは、皆さんのおかげです。
 ある人から、「社長がいつも眉間にしわを寄せていてはいけない、笑顔を見せろ、それも社長の仕事だ!」と言われました。笑顔の力を信じて、みんなの力を信じて、みんなで夢を叶えましょう!