夢への扉

その57「言葉でみる理念:愛される会社になる」編

 ソミックの新しい理念を、格言・名言から読み解いていきます。「愛される会社」というのは、会社そのものが愛されるわけではなく、そこで働いている一人ひとりが「愛される人」であるということだと思います。それは、全ての会社にはそこに働いている人たちが必ずいて、その一人ひとりによって会社は形づくられているからです。
 
「愛される人」ってどんな人?
 
1.明るく朗らかな人  ※朗らかとは、良い月と書き、澄んだ月のように淀みがなく明るい人ということです。
2.笑顔がステキな人
3.人懐っこい人
4.愛嬌のある人  ※愛嬌は愛敬とも書き、仏様が誰からも愛され敬われているような、にこやかで可愛らしい人という意味です。
5.素直で正直な人
6.聞き上手・褒め上手な人
7.何事にも前向きな人
8.恩・縁を大切にする人 ※縁とは、仏教用語で、全ての物事は元来、互いに関わり合って存在しているということです。
9.人を助けられる人
 
 「こんな人いるの?」って感じですが、自分の周りをよく見てみれば、何やらこんな人もいるような気がします。他にも、「周りを元気にする人」「何だかほわっとした雰囲気の人」なんてのも「愛される人」ですね!
 
 最後に、「愛される人」というと私は、「出来の悪い子ほどかわいい」という言葉が浮かびます。なまじ何でも完璧にこなせる人よりも、どこか抜けているけれども、いつも周りを明るくして、何事にも一生懸命に取り組む人の方が好感が持て、誰からも愛されているような気がします。これが、理念で言いたかったことの一つです。