その58「新しい価値を生み出す」編

 「2025年長期方針」について話をしてみたいと思います。今回は、長期方針の言葉の中から、“新しい価値を生み出す”について私の思いをお話しします。
 
1.長期方針 2025 とスローガン
 
 これが「2025長期方針、スローガン」です。1行目は「次の100年へ、今、自らが変わる!」。ソミック創業101年目となる今年は、次の100年へのスタートをきる年です。これまでの歴史に安住することなく、今、自分たちが変わっていくことで、みんなの手で新しい100年を切り拓いていこうという思いが込められています。
 
では、どう変わって行くか?これを長期方針としました。
1.新しい価値
2.新しいリーダー
 
 
2.新しい価値を生み出す
 今、日本の市場を見た場合、人口の減少とともに自動車市場も縮小してきており、これまでのように量を追従していく時代から「より質を高めていく時代」に変わってきています。自動車は、ガソリンからハイブリッド、電気や水素などのエネルギーに変わり、自動運転や情報を自動車に連動させることで、自動車に求められるものやクルマというもののカタチも大きく変わっていくと思われます。こういった動きからも、自動車部品も「新しい価値を求めていく時代」に入っていくことでしょう。2020年には日本でオリンピックが開催されます。これを契機に、技術革新は予測よりも早く、より大きく変わるのではないかと思っています。
このような環境の変化を考え、長期方針の1つ目を「新しい価値を生み出す」としました。この新しい価値とは3つの価値、それは「新しい製品」「新しいものづくり」「新しい顧客」です。
 
その1.新しい製品
ソミックオリジナルの新しい製品を作る。
 製品の価値とは、製品に求められる性能や品質、コストといったものになります。そして新しい価値とは、これまでにない他に負けない技術をもって作られ、それはソミックオリジナルのものであるべきだと思います。この技術開発こそが、これからのソミックの柱となります。
 
その2.新しいものづくり
現場の改善が入った新しいものづくりに取り組む。
 ものづくりの価値とは、より良いものを、より早く、より安く作ることであり、それは、品質、リードタイム、生産性などさまざまなものがあります。この新しい価値を生み出すのは、現場で日々行われる改善とともに新しい生産技術です。これが製造業の力となります。
 
その3.新しい顧客
お客様の期待を超えるサービスで新しい顧客を作る。
 会社の成長には、売上・利益の拡大が必須であり、この売上・利益を生み出す販売における新しい価値とは、お客様の望む期待以上のコトを行うことです。それは、お客様へのサービスや対応のスピードにあると思いますが、お客様とのつながりを創る心がそのとなります。
 
 
 「新しい価値を生み出す」とは、通常行っている日常の仕事に、さらに新しい価値を付け加えていくことだと思います。その時大切なことは、これまでの自分に留まることなく、新しい自分に挑戦していく姿勢とともに、ソミックのみんなが自ら人とのつながりをつくり力を合わせていくことだと思います。全ては小集団活動が基本となります。