その69 「海外拠点を巡る旅~フランス~」編

 
 
 今月は、ソミックの海外拠点の紹介、フランス「SEAC」です。SEACは2001年、ヨーロッパ拠点として設立された会社です。JTEKTとの合弁で進出し、欧州メーカーにもステアリング用ボールジョイントを売り込むことを考えました。
今回の訪問の目的は、社長として
①各拠点の状況を自分の目で見て感じること。
②現地社長と会い、各社の困り事や要望などを直接自分の耳で聞くこと。
③現地の仲間たちとたくさん会い、みんなを元気づけること。
 
SEAC  Saint-Etienne Automotive Components S.A.S.
機械加工、組付工場
サンテティエンヌ、設立:2001年、人員:117名
社長:Adrian LINTIS
 
 
<仲間たち>
フランスの仲間たちが、ガレットパーティを開いてくれました。SEACでは年一度行っているそうです。「ガレット」とはフランスの伝統菓子で、このお菓子の中に陶器のプレートが入っており、それを当てるとその年が幸せに暮らせるというものです。昼休みの時間に、SEACのみんなと一緒にこのパーティーを行いました。フランスは多国籍の国であり、いろいろな人たちとワイワイ話をしました。
 
<工場を見て>
現場でさまざまな改善活動の事例を聞きましたが、印象に残ったのはSEAC独自に組付け設備を作り、省人化を行っていたことです。社内の小さな設備の組み立て場で、コンベアやパーツフィーダーを用い、自分たちで設備を作っていました。その他にも、刃物の再研磨や刃具の作成、修理も自前で行っていました。
 
 ヨーロッパの自動車業界は、欧州メーカーが強く、日系企業にとってシェアの少ない厳しい地域です。その中で、欧州に進出する意味は、欧州系の技術を学ぶことであり、そこから新たなる技術を導き出すということだと思います。ボールジョイントにとっても、欧州の技術を学んで行く中で、どこにも負けないボールジョイントを作っていかなければなりません。これから「SEACをどのような会社にしていくか?」、リンテス社長とSEACの未来について語り合いました!