環境報告書バックナンバー 2022年 環境・社会報告書

事業活動に伴うマテリアルフロー

INPUT

エネルギー

電気
56,245 MWh
LPG
1,542 t
ブタン
152 kL
重油
270 kL
ガソリン
37 kL
軽油
8 kL
灯油
1 kL

材料

化学物質
42 t ※1
原材料
72,800 t

※1 PRTR法対象物質取扱量

水資源

井戸水
116 千m3
工業用水
259 千m3
上水道水
10 千m3

SOMIC

  • 鍛造
  • 熱処理
  • プレス
  • 加工
  • 塗装
  • 樹脂
  • 組付

OUTPUT

CO2排出量
28,668 t-CO2
排水
261 千m3
産業廃棄物
1,646 t
うち、廃プラスチック類
76 t
リサイクル
10,700 t
うち、プラスチック類
29 t

環境活動

気候変動の対応

再生可能エネルギーの創出と利用

太陽光パネルの設置2021年8月、豊岡工場の屋根に太陽光パネルを設置しました。豊岡工場から排出されるCO2を年間で約10%を削減できると見込んでいます。
今回の導入にはPPAモデル(Power Purchase Agreement:電力販売契約)を採用したことにより設備の初期投資やメンテナンス費用を抑えることができました。

豊岡工場の屋根に設置された太陽光パネル
省エネ活動

生産工程集約における使用設備台数の削減アーム製品において、1つの製品を完成させるために、3台の設備を使用して3工程の加工を行っていました。(1台=1工程)生産技術の改善により、完成までに必要な工程を1つに集約し、1台の設備のみで製品を完成させることができるようになりました。
これによりCO2排出量を33%(139t-CO2)削減することができました。

生産工程集約における使用設備台数の削減

持続可能な資源利用

排出物の削減と資源の有効活用

コンプレッサードレンの油水分離豊岡工場では、コンプレッサーから排出されるドレン(※)をこれまでは産業廃棄物(廃油)として排出していました。ドレンを油水分離装置で処理をすることにより、『水』とリサイクル可能な『油』に分離することができ、産業廃棄物としての排出をゼロにすることができました。

  • 水:河川放流(定期的に水質検査を実施)
  • 油:再生油としてリサイクル業者へ売却

※ドレンとは
コンプレッサーが空気中に含まれる水蒸気を吸い込んだあと、圧縮空気が冷却される過程で圧縮空気に溶け込むことができなかった水蒸気が凝縮してタンク内に貯まる水のこと

コンプレッサードレンの油水分離の流れ
水インパクトの削減

流量計取り付けによる異常検知当社では、水の適正な使用量を把握するために水使用量の見える化をしました。
2021年度は各工場への流量計設置が完了し、取水量の削減に向けた取り組みを始めています。
竜洋工場では、日常的な管理・解析をする中で、流量の異常を検知したため、すぐに対策を実施することができました。

<異常内容>
洗浄機に取り付けられた開閉レバーの誤操作により、バルブの開放量が大きくなり流量が増加
<改善内容>
開閉レバーを外しバルブを適正値で固定することにより、開閉レバーの誤操作を防いだ

[グラフ] 竜洋工場 流量計の推移
洗浄機のバルブを適正値で固定する様子

生物多様性への対応

木のイラスト

わたしたちは自然環境を守るために様々な取り組みを行っています。
これからも、地域の一員として自然保護活動に取り組んでいきます。

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