NABLAS株式会社と、AI技術を活用した外観検査の自動化に挑戦

2019/10/16

ソミックマネージメントホールディングス、東大発AI総合研究所NABLASと共同開発

~株式会社ソミック石川で、AI技術を活用した外観検査の自動化に挑戦~

 

株式会社ソミックマネージメントホールディングス(以下、SMHD)とそのグループ会社である株式会社ソミック石川(事業所:静岡県浜松市 代表取締役社長:石川 雅洋、以下ソミック石川)は、AIの人材育成から研究開発・社会実装までを手掛けるAI総合研究所NABLAS株式会社(本社:東京都文京区本郷 代表取締役社長:中山浩太郎、以下NABLAS)とAI技術(ディープラーニング)を活用した外観検査の自動化によりさらなる"人間らしい仕事のあり方"を目指し、共同開発を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 

SMHDは、2016年に創業100周年を迎えた自動車部品のボールジョイントを主力製品とするソミック石川において、製造業におけるオートメーション化およびデータ化・コンピュータ化を目指すIndustry 4.0を見据え、人的負担・コスト負担が大きい目視による製品検査工程に着目し、 AI技術(ディープラーニング)を活用した外観自動検査の導入を進めてまいります。

 

この度の共同開発は、ソミック石川の製造現場に対して、NABLASがもつ最先端のAI技術(ディープラーニング)を活用して自動化を図ることで業務効率化を実現し、作業スピードの向上や作業精度の安定化を目標としております。

特に人的負担・コスト負担が大きい目視による製品検査工程において、打痕/割れ/剥がれ等の異常検知を、オペレーターのコンディションや習熟度に左右されないAIによる自動判定で業務支援する挑戦を行っていきます。

そして、AIの導入で、オペレーターの負担低減・業務効率化を実現することで、より人間らしい仕事へ注力できる環境を実現し、「人とAI」をつなぎ「人とAIの好循環」を現場に生み出していきます。

 

ソミックグループは、「人のつながりを大切にし、力いっぱいの努力で世の中の役に立ち、愛される会社となる」のグループ理念の元、浜松発の世界トップレベルの"人間的企業"として事業を成長させ社会に貢献し続けることを目標としています。最先端技術を通じて真に人間らしい仕事のあり方を製造業という枠組みの中で常に模索してまいります。

 

■株式会社ソミックマネージメント ホールディングス

ソミックマネージメントホールディングス(SMHD)は、2018年7月にソミック石川他グループ会社を統括するために設立された事業統括会社です。100年に1度の大変革期に、事業領域・製品の新たな可能性に挑戦していくため、グループ全体最適を見据えて業務を行っています。