外国人留学生採用で名古屋大学ベンチャー企業Harmony Forと業務提携
2020/01/16
ソミックマネージメントホールディングス、外国人留学生採用で名古屋大学ベンチャー企業Harmony Forと業務提携
株式会社ソミックマネージメントホールディングス(以下、SMHD)とそのグループ会社である株式会社ソミック石川(事業所:静岡県浜松市 代表取締役社長:石川 雅洋、以下ソミック石川)は、外国人留学生のためのジョブマッチングサービスを行う名古屋大学ベンチャー企業 株式会社Harmony For(本社:愛知県名古屋市 代表取締役:塚本将弘、以下Harmony For)と業務委託契約を締結することで、高度専門性をもつ外国人留学生の採用を積極的に進めていくことをお知らせいたします。
SMHDは、創業104年となる自動車部品のボールジョイントを主力製品とするソミック石川において、今後さらに強化を必要とする「海外事業」、「製品・工法開発」の分野で活躍できる、多言語、高度専門性を持つ人財の獲得について、外国人留学生に特化して国内での就職支援を行っているHarmony Forと進めてまいります。
ソミック石川では、深刻化する労働人口の減少・必要とする人財の不足を見据え、ダイバーシティを推進しています。その中で外国人の採用については、従来工場で働く従業員が多くを占めていました。長年、外国人従業員への日本語教育、レクリエーション開催等の多文化共生に向け取り組んだ結果を評価され、2019年10月、浜松市より「第2回はままつ多文化共生活動表彰」を受賞しました。製造業が多い浜松市は、1990年代からブラジル人をはじめとした外国人が急増したことを背景に、多文化共生社会の実現を目指して様々な施策に取り組んでおり、外国人財活用の意識が高い地域です。
こうした地域的風土や社内的要素を活かし、新たなステップとして、高度専門性をもつ留学生の採用を積極的に進めていくこととしました。自動車業界の大変革に伴い、ソミック石川では更なる海外事業の強化、製品・工法開発で競争力強化に注力する必要があり、その為には広くグローバルに活躍できる人財の獲得・育成が急務となります。外国人留学生は、まさにこのニーズを満たす人財であり、通常の新卒採用・中途採用とは別に専用の採用枠を設け、世界で広く認められる人財の育成に積極的に挑戦していきます。
また、日本で学ぶ外国人留学生は年々増加し、学び続けた国で就職したいと思っても、実際に就職できる確率が低いのが現状です。この社会課題を解決するために設立されたHarmony Forのマッチングサービスを活用して必要とする人財を採用し、ダイバーシティを推進していきます。また優秀な外国人留学生と働くことにより、社員の意識改革・イノベーションにつながることを期待しています。
ソミックグループは、「人のつながりを大切にし、力いっぱいの努力で世の中の役に立ち、愛される会社となる」のグループ理念の元、浜松発の世界トップレベルの"人間的企業"として事業を成長させ社会に貢献し続けることを目指しています。そして、"全てのひとが人間らしく生きる社会を"が理念のHarmony Forと業務提携を拡大することで、多様性を受け入れ共に働くことを通じて、真に人間らしい仕事のあり方を製造業という枠組みの中で常に模索してまいります。
■株式会社ソミックマネージメントホールディングス
ソミックマネージメントホールディングス(SMHD)は、2018年7月にソミック石川他グループ会社を統括するために設立された事業統括会社です。100年に1度の大変革期に、事業領域・製品の新たな可能性に挑戦していくため、グループ全体最適を見据えて業務を行っています。