6名の社員が、磐田市内、桶ケ谷沼におけるトンボ保護活動に参加しています。

春には一面の菜の花、冬には渡り鳥の姿など、豊かな自然が広がり日本一のトンボ生息地でもある桶ケ谷沼。

そんな「トンボの楽園」を守ろうと、保護団体が活動を行っています。

 

この取り組みは、高齢化により活動が難しくなった団体と、桶ケ谷沼を守りたい近隣企業、環境活動に積極的なソミック石川を磐田市がマッチング。市が呼びかけて実現したもので、ソミックグループはこの活動に賛同しました。

 

ソミック石川は、磐田市に3つの工場があります。地域との連携活動の一環として、またソミックグループが掲げている環境目標「生物多様性の配慮と自然共生の推進」の一環として参加しています。

 

初回（７月）の活動では、コンテナの中にトンボが卵を産み落としてくれるような環境をつくりました。コンテナにはビオトープから運んだ水を入れますが、これがなかなか重労働。団体の高齢化で人手不足が課題となる中、より効率的なやり方を検討することも、持続可能な活動にするためには不可欠と感じました。

 

８月の活動は、そのコンテナ内外の確認や草刈りを行いました。コンテナの中にタモ網を入れてすくい上げ、生物がいないか確認。結果として、ソミックのコンテナにとんぼのヤゴらしき生物は確認できませんでした。

 

トンボが住み付くようになるには数年かかるそう。長い目で取り組んでいきます。

 

※ベッコウトンボは原則として、その捕獲・損傷等は禁止されています。