ソミック石川がバーチャルPPA導入に関する契約を締結いたしました。

2025/04/02

ソミック石川は、中部電力ミライズ株式会社と、バーチャルPPAの導入に関する契約(以下「本契約」)を締結いたしました。
 
本契約に基づき、ソミック石川は中部電力ミライズが提供するオフサイト型バーチャルPPA※1サービスを活用し、安倍川水力発電所(静岡県静岡市葵区)からRE100の基準※2を満たす再生可能エネルギー由来の環境価値(非化石証書)を調達いたします。これにより、ソミック石川の工場で使用する電力の環境負荷を実質的に低減し、年間で約2,700 トン相当のCO₂排出量削減効果が見込まれます。
 
※1実際の電力供給とは別に、再生可能エネルギー由来の環境価値(CO₂排出量ゼロの証明)を取引する仕組み。
※2 RE100とは、企業が使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目標とする国際的なイニシアティブです。また、RE100の基準では、認証済みの再生可能エネルギー電力や環境価値証書(非化石証書など)の活用が求められ、追加性のある電源の導入が推奨されています。なお、ソミック石川はRE100に加盟していませんが、その基準に沿った再生可能エネルギーの調達を進めています。
 
ソミック石川はこれまで、オンサイトPPAやオフサイトPPAの導入により、工場のエネルギー自給率向上とCO₂排出量削減を推進してまいりました。本契約により、バーチャルPPAを活用し、さらに多様な再生可能エネルギーの活用を進めてまいります。なお、バーチャルPPAの採用はソミック石川として初の取り組みとなります。
 
ソミック石川を含むソミックグループでは、グループ環境方針に「期待の先へ、次世代の笑顔へ BE A PIONEER」を掲げています。また、2050年度までの長期目標のひとつとして、“サプライチェーンを含めたCO2排出量実質ゼロ”に取り組んでいます。今後も再生可能エネルギーの利用を促進し、カーボンニュートラルの達成に貢献するとともに、次世代へ「笑顔」をつないでまいります。