環境への取り組み
ソミックグループ 環境方針
ステークホルダーや世の中の期待の先を行く事業活動により、
環境課題を解決する未来型企業となり、事業の責任を果たし、次世代へ「笑顔」をつないでいく
2022年4月1日
- 株式会社ソミックマネージメントホールディングス
代表取締役社長 - 石川 雅洋
ソミック石川 環境方針
【基本理念】
人と自然にやさしいものづくりを追求し、持続可能な社会の実現に貢献
【基本方針】
- 事業活動における環境負荷の最小化
- 環境法令・社会との約束を順守
- 環境保護活動への取り組み
2022年4月1日
- 株式会社ソミック石川
代表取締役社長 - 斉藤 要
環境活動
ソミック石川 環境活動の取り組み
ソミックグループ中長期環境目標の達成に向けて、3項目を重点に活動しています。
- 気候変動への対応(カーボンニュートラルの達成)
- 持続可能な資源利用(資源有効活用の最大化、環境負荷の最小化)
- 生物多様性への対応(豊かな自然を守る活動の推進)
気候変動の対応
再生可能エネルギーの創出と利用
オフサイトPPAサービスの活用ソミック石川では初めて、自社敷地外で発電された再生可能エネルギーを使用する取り組みが始まりました。
三重県四日市市の太陽光発電所で発電された電力を、静岡県浜松市にある鶴見工場で使用します。
これにより、年間のCO2排出量を273t-CO2削減する見込みです。
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省エネ活動
空調機更新によるCO2排出量削減竜洋工場で使用している空調機を吸収式冷温水機からヒートポンプ式空調機へ更新しました。
※吸収式冷温水機:重油の燃焼によって発生したエネルギーから冷温水をつくり、工場内を循環させ熱交換するしくみ
機器の更新に伴い、熱源を重油から電気へ転換することで少ないエネルギーでこれまでと変わらない空調能力を確保することができました。
これにより年間のCO2排出量を308t-CO2削減するとともに、竜洋工場におけるScope1のCO2排出量を99%削減できました。
持続可能な資源利用
排出物の削減と資源の有効活用
水溶性廃液削減切削加工ラインでは、クーラント(潤滑油)を潤滑、冷却、洗浄の目的で使用しております。
クーラントは循環使用しており、スラッジが堆積すると品質の悪化等の悪影響が懸念されるため、定期的に清掃し、廃棄物として廃棄をしておりました。
豊岡工場ではスラッジを除去できればクーラントはまだ使用可能ではないかという発想から、「ろ過装置」を導入し、スラッジのみを除去できるようにし、清掃あたりに発生する水溶性廃棄物を75%削減することに成功しました。
環境保全と自然共生社会の構築
わたしたちは自然環境を守るために様々な取り組みを行っています。
これからも、地域の一員として自然保護活動に取り組んでいきます。
環境マネジメントシステム
事業活動に伴うマテリアルフロー
INPUT
エネルギー
- 電気
- 56,686 MWh
- 再生可能エネルギー
- 383 MWh
- LPG
- 1,433 t
- ブタン
- 134 t
- 都市ガス
- 41,554 m3
- 重油
- 112 kL
- ガソリン
- 36 kL
- 軽油
- 9 kL
- 灯油
- 248 kL
材料
- 化学物質
- 99 t ※1
- 原材料
- 75,200 t
※1 PRTR法対象物質取扱量
水資源
- 井戸水
- 77 千m3
- 工業用水
- 207 千m3
- 上水道水
- 12 千m3
SOMIC
- 鍛造
- 熱処理
- プレス
- 加工
- 塗装
- 樹脂
- 組付
OUTPUT
- CO2排出量
- 31,111 t-CO2
- 排水
- 233 千m3
- 産業廃棄物
- 1,551 t
- うち、廃プラスチック類
- 77 t
- リサイクル
- 10,337 t
- うち、プラスチック類
- 64 t