先輩社員の一日
ソミック初の女性営業職としての
プレッシャーとこれまでの歩みと
1991年入社/ 情報処理科卒㈱ソミック石川
営業部 第1営業室 グループリーダー N.I
私の主な業務は、大手カーメーカーへの営業活動です。営業活動といっても、ノルマ達成のためにお客さまを訪問するのではありません。モデルチェンジや新車種の登場に応じて製品の形状も変わります。そのとき変わらずソミックを選んでいただけるように、カーメーカーとお話を進めていくというものです。
私のグループでは、主要4品目のうち3品目を担当しています。カーメーカーからいただいたスペックをもとに、設計部門など他部署と協力してより安く作れる方法を探っています。競合他社とのコンペの中で、よりよい提案をして選ばれることがこの仕事のゴールです。
ソミックに入社したきっかけは?
成長産業の中で自分の可能性を試したい
商業高校の出身なので、仕事に対する憧れが強くありました。早く社会人になって働きたい、仕事をバリバリやりたいと思っていたのです。自分の可能性を試したい、そんな意志が昔から強かったです。
ソミックに入社したのは、大手カーメーカーとお付き合いがあり、将来的にも安定していると思ったからです。私が就職を考えた当時、自動車業界といえば成長真っただ中の業界でした。業界全体が安定していたし、これからますます伸びると言われていました。つまり成長産業である自動車業界の中でも、とくに安定性の感じられる会社を選んだということですね。
入社後に印象に残っているエピソードは?
自らフロントに立ち女性社員の仕事を切り拓く
私が入社したころは、女性の仕事といえば庶務や伝票処理が当たり前の時代でした。私も生産管理部や営業部に配属されて、伝票処理の仕事を長年していました。伝票処理ももちろん大事な仕事ですが、あるときから「この仕事は100パーセント学びきった」と思えて仕方なくて.....自分はもっとできるのではないかと思っていました。そんな中、昇格して私の上司になった同期の男性社員がチャンスをくれて実務を担当するようになりました。
私は、ソミックではじめての女性営業職になりました。任せてもらったからにはしっかりやらなければいけません。若い人たちのためにも道筋を作ってあげたい。そんな想いで、苦労しながらも何とかここまで来られました。お客さまと真っ当に商談できるようになったとき、上司が「どんな仕事も性別は関係ないね」と言ってくれたそうです。その後から、営業の部署にも女性がどんどん増えてきました。私のやってきたことは間違いではなかったと、いまやっと思えます。
この仕事のやりがいと、今後のビジョンは?
誠実な話し合いを重ねて選ばれる人物になりたい
1つの部品の価格を決定するにしても、さまざまな社内調整をしなければいけません。生産現場の方はもちろん、関係部署の方にいろいろと教えてもらって1つの価格を作り上げます。その価格を書いた見積もりをもってお客さまへ説明にうかがい、さらに交渉を重ねます。競合の企業もいる中で、最終的にソミックの製品が認められたときは、大きな達成感があります。
グループリーダーの立場になってからは、より大きな案件に携わるようになりました。原価をどれだけ切り詰められるか、難しい局面に立つこともあります。それでも誠実さに勝る武器はありません。これからも最後によかったと思えるように愚直にがんばっていきます。
ある1日のタイムスケジュール
- 05:00
- 起床、お弁当づくり
- 06:00
- 朝食~支度
- 07:00
- 出社 始業前にメール確認を終える
- 09:00
- ミーティング
- 10:00
- 資料作成
- 11:00
- ミーティング
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 見積もり等確認
- 14:00
- 資料作成
- 15:00
- 客先とWEB会議
- 16:00
- 資料作成
- 18:00
- 退社
- 18:45
- 家事、夕食
- 24:00
- 就寝