先輩社員の一日
培ってきたノウハウの上に
さらなる発展を重ねる醍醐味
2007年中途入社/ 国際関係学部 国際言語文化学科卒㈱ソミックマネージメントホールディングス
グローバル財務経理部 グローバル財務統括室 室長 T.M
ソミックグループ全体の決算を取りまとめる連結決算の業務を中心に、海外子会社との取り引きについて正当性を求める移転価格税制への対応や海外個社の財務管理を行っています。
財務経理部のテーマは、ワークライフバランスならぬ「ライフワークバランス」。仕事は人生の中の一部であり、家庭や趣味も充実させようというメッセージを込めています。そのためにも仕事のマニュアル化を進め、誰もが一通りの業務を担当できるようジョブローテーションを行っています。
近年では、部署全体でムダな業務を休止したり、業務のクラウド化を進めたりすることで、生産性の向上にも努めてきました。そうしたこともあって、ソミックの財務経理部は、社内でもとてもアットホームな部署だと思います。出張に来られた現地法人の社員さんを迎えての食事会や勉強を教えあう文化があり、とても居心地のよいのが自慢です。
ソミックに入社したきっかけは?
「時間」を大切にしたいーー“ライフワークバランス”を実現するために転職を決意
ソミックに入社を決めた理由は3つありました。1つは、当時のソミックは国内と国外の両方で生産数が右肩上がりに伸びていて、自分もその成長に貢献したいと思ったことです。その中で、海外の仕事に携われるかもしれないと考えたのが2つ目の理由。そして3つ目の理由が、趣味や家族、そして自分の時間を大切にしたいと思ったことでした。
前職では、社長秘書からIR、経理、人材採用まで幅広く総務の仕事を受け持っていました。経験を積む一方で、自分自身で満足のいくような時間を使うことが難しい状況でした。転職活動をする中でエージェントからソミックを紹介されました。自然が多く、大好きなクルマの運転をできることもあり、転職を決め移住したという経緯です。
入社後に印象に残っているエピソードは?
未来を見据えて若手にチャンスをくれる会社
幸運なことに、入社して翌年には海外出張に行かせてもらう機会がありました。最初はフランスやタイ、中国を担当させてもらい、徐々にグローバル全体を統括するように。英会話は社内の研修制度を活用してさらに磨きをかけました。研修費用を会社が出してくれるケースはありますが、就業時間中に語学を勉強できる会社は珍しいと思います。その後、アメリカの文化や習慣を肌で学ぶ1年間の海外育成出向にも自分から手を挙げて行きました。
このようにソミックはさまざまなチャンスをもらえる会社です。それはグローバル化を見据えて若手を育てようとする意志の現れなのだと感じています。日本を出ることで、日ごろいかに「How(やり方)」や「What(何を)」が多くなっていたかに気付きました。本当に大事なのは「Why(なぜやるのか)」です。それを何時間もかけて話し合うから、現地の方の協力が得られるのだと体感できました。そうした環境があったからこそ私もいち早くグローバル化を意識できましたし、いまの役割・仕事につながっていると思います。
この仕事のやりがいと、今後のビジョンは?
室員の主体性と信頼関係を育むのが私の役割
ほかの部署に負けず劣らず、経理部にはモチベーションの高い人が集まっていると感じます。それでも、国内外の社員が一致団結し、より強い財務体制を築きたいと思ったら信頼関係がなければいけません。上層ほどいかに部の方針を自分の言葉で伝えるか、室員や海外の部門の方とよいコミュニケーションを取れるかが大切だと思います。
昨年の4月から、新たにタイ人の女性がメンバーに加わってくれました。彼女には十分な経理の経験がありませんでしたが、半年間の勉強を経て簿記3級を取得してくれましたその陰には、毎週2時間、勉強を教えてくれた室員がいました。メンバーそれぞれに専門性やスキルが異なります。よさは思う存分に発揮して、苦手なことは補い合える。そんな環境を作り上げるのが、いまの私の夢でありやりがいです。
ある1日のタイムスケジュール
- 05:30
- 起床
- 06:45
- ゴミ出し~出勤
- 07:20
- 出社 新聞チェック、自己研鑽、当日のダンドリ
- 08:00
- アメリカ子会社の財務担当者とWEBミーティング
- 09:30
- メンバーへの業務指示
- 11:00
- 資料作成
- 12:00
- 食堂にて昼食
- 13:00
- 昼礼…残業予定と業務進捗確認
- 13:30
- 部ミーティング
- 14:30
- 資料作成
- 16:00
- メンバーと業務の進め方を打ち合わせ
- 18:30
- 退社、子どもの塾の迎え
- 19:30
- 家族で夕食
- 21:00
- 趣味の時間
- 23:00
- 就寝