毎年11月は品質月間です。

今年のテーマは『原点回帰！人づくりと強い現場で創る　新時代の品質』。

 

ソミック石川では、品質方針として、「品質第一を貫き、お客様へ安心と安全を提供し続ける」と掲げています。品質月間では、すべての社員が改めて品質について考え、現状を振り返り、品質向上につなげることができるように、さまざまな取り組みを行っています。

 

初日となる11月1日の朝、出勤すると会社中にたくさんのポスターや従業員から募集した品質標語が早速意識が向いたところで、始業時には担当役員による館内放送が響きます。「基本ルール遵守の徹底」「自工程完結の意識を持った改善」「職場における品質の伝承」についての呼びかけにより、改めて身が引き締まりました。“品質は工程で造り込む” を再認識して、各自の業務を見直します。

 

1か月の間に、すべての部署において、ヒューマンエラーによる品質「ヒヤリ・ハット(危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事象)」のワークショップを実施。教材の視聴後、1年間の間に経験したヒヤリ・ハットを一人一人が発表し、対策案や疑問・不明点をざっくばらんに話し合います。ポイントとなることは、ヒヤリ・ハットを責めないこと。「事故につながる前に発表してくれてありがとう」の気持ちを大切にすることで、相談や改善について話しやすい環境も整い、周知と防止につながります。

 

他にも、WEB上で開催されるトヨタ自動車様仕入先事例展示会への参加、担当部署向け車両構造教育を実施予定です。

 

すべては、流出不良『ゼロ』につなげるために。

品質は「ソミックの生命線」です。

 

重要保安部品に指定されている主力製品「ボールジョイント」の品質はもちろん、どんな部門においても、従業員一人ひとりが“仕事の品質”を造りこみ、世界中の移動に寄り添い続けます。